恋愛経験なしだった20代中盤の僕が1年で結婚できた理由

「このままずっと一人かもしれない…」

20代中盤まで恋愛経験がゼロだった僕は、毎日そんな不安を抱えていました。
人見知りで奥手、初対面の人とは全然盛り上がれない。
周りの友人たちが恋愛や結婚の話をしているのを聞いて、焦りばかりが募っていました。

でも、そんな僕でも今は結婚して幸せな毎日を送っています。

楽な道のりではありませんでしたが、きちんと行動を起こし、うまくいかないことは見直して改善を重ねることで、少しずつ変わることができました。

もしあなたが今、恋愛に自信が持てずに悩んでいるなら、この記事がきっと参考になるかもしれません。

僕の体験談が、あなたの一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

はじめに:恋愛経験ゼロだった僕の物語

僕が婚活を始めたのは20代中盤の時でした。

恋愛経験は文字通りゼロ。
人見知りで奥手な性格で、初対面の人とは全く盛り上がらない典型的な「コミュ障」でした。

結婚については、「いつかできたらいいな」という漠然としたイメージしかありませんでした。
テレビで見る結婚式や、友人の恋愛話を聞いて「いいなあ」と思う程度。

何から始めればいいのか全くわからず、「このままじゃ一生独身かも」という不安が日に日に大きくなっていました。

そんな状況から始まった僕の婚活体験を、失敗も成功も含めて正直にお話しします。

婚活を始めたきっかけ:「彼女が欲しい」というシンプルな想い

実は最初から「婚活しよう!」と思ったわけではありません。

単純に「彼女が欲しい」というシンプルな動機でした。
そして、良い人がいれば結婚も考えたいな、という程度の気持ち。

出会いの場として選んだのは、婚活アプリでした。

理由は単純明快。コスパが良くて、身近で始めやすそうだったから。

でも実際に始めてみると、「何をどうすればいいの?」という状態。
プロフィール写真はどんなものがいいのか、メッセージは何を送ればいいのか、デートではどこに行けばいいのか…。

全てが未知の世界で、不安しかありませんでした。

現実は厳しかった:失敗の連続

婚活アプリを始めても、いいねはほとんど来ません。

たまにマッチングしても、メッセージが続かない。
運良く会えても、会話が盛り上がらず、2回目のデートにつながることはありませんでした。

特に印象に残っている失敗談が2つあります。

1つ目は渋谷のおしゃれなカフェでのデート。
相手の女性はトレンドを押さえたファッションで決めてきたのに、僕はユニクロのシャツにジーンズ。
完全に場違いで、会話も弾まず、気まずい空気が流れっぱなしでした。

2つ目は鎌倉デート。
「デートといえば鎌倉でしょ」と安易に選んだものの、話題が尽きて早々に解散。
帰りの電車で「もう二度と会うことはないだろうな」と確信しました。

自分のレベルの低さを痛感し、焦りと落ち込みの毎日でした。

変わろうと決意した瞬間

「このままでは一生彼女ができない…」

ある日、ふとそう思った時、恋愛経験豊富な友人が背中を押してくれました。
「お前はダメなやつじゃない。ただ、努力の仕方が間違ってるだけだ」と。

その言葉で目が覚めました。

がむしゃらに頑張るだけでは意味がない。
戦略的に自分を磨く必要があるんだと。

ファッション改善:外見は最初の入り口

最初に取り組んだのはファッション改善でした。

「人は見た目が9割」とよく言いますが、これは恋愛においても真実だと痛感したからです。

ネットでメンズファッション情報を片っ端から読み、YouTubeでもコーディネート動画を見まくりました。
そして実際に洋服を買って試し、大型の姿見を購入して客観視し、PDCAサイクルを回し続けました。

最初は失敗も多かったです。

「おしゃれにしよう」と意気込んで買った服が、実は全然似合わなかったり。
でも、試行錯誤を続けるうちに、徐々に自分に似合うスタイルが見えてきました。

外見に自信がつくと、不思議なもので行動量も増えました。
鏡を見るのが楽しくなり、外出するのも億劫でなくなったんです。

会話力とデート力の向上:場数とスクリプト作成

次に取り組んだのは会話力の向上でした。

お笑い番組やラジオなどを視聴して、トークの上手い人のテクニックを学びました。

また、恋愛リアリティーショーも参考になりました。
「こういう時はこう返すのか」「この話題の振り方は自然だな」と、会話のパターンや話し方を頭に入れていきました。

そして、実際のデートで場数を踏みながら、自分なりの「トークスクリプト」が自然とできていきました。
初対面で使える鉄板の話題、盛り上がりやすい質問、沈黙を破る方法など。

これらの努力の結果、少しずつ会話が続くようになり、2回目のデートにつながることも増えました。

全体的に、ものの考え方がポジティブになっていったのを実感しています。

運命の出会い:紹介で出会った彼女

転機となったのは、友人からの紹介でした。
「今度、大学時代の友だち誘って飲み行かない?」という誘いが、僕の人生を大きく変えることになります。

初対面の印象は「一緒にいて楽しい人だな」でした。

これまで会った人たちとは何かが違う。
自然に会話が弾み、笑いも絶えませんでした。

初デートでは、なんと喧嘩をしました。些細なことでしたが、お互いに譲らず言い合いに。
そのまま解散をして「あー、これで終わりかな…。」と思ったのを覚えています。

しかし、翌日、彼女から連絡があり、気がついたら次のデートの話をしていました。

素の自分でいて、喧嘩になったとしても嫌いにはならない。
そんな関係に心地よさを初めて感じました。

「もっと会いたい」と思った理由は、何度喧嘩をしても、結局一緒にいたいと思えたから。
お互いに気を遣わない、自然体でいられる関係でした。

後から聞いた話では、彼女も同じことを感じていたそうです。
「一緒にいて楽で、気を遣わなくていいのが良かった」と。

成婚への道:人生で一番正直になれる相手

交際を重ねるうちに、彼女は僕にとって「人生で一番正直になれる相手」になっていました。

格好つけることも、無理に面白いことを言おうとすることもない。
ありのままの自分でいられる安心感がありました。

プロポーズは自宅で、さらっと行いました。

特別な場所でも豪華な演出でもなく、普通の日常の中で「結婚しよう」と伝えました。
彼女も「うん」と自然に答えてくれました。

婚活を始めてから婚約まで、約半年の出来事でした。

あなたにも必ずできる:読者の皆さんへ

恋愛経験ゼロだった僕でも結婚できました。
これは決して奇跡ではなく、再現性のあることだと思っています。

まず大切なのは、相性のいい人は必ずいるということを信じること。

でも、その人に出会うためには場数を踏むことが必要です。
最初はうまくいかなくても、諦めずに続けることが大切です。

そして、相手に選ばれる自分になるために自分を磨くこと。
外見は最低限の入り口として重要ですが、それだけでは足りません。

自己肯定感を高めることも同じくらい大切です。

会話のパターンを身につけることも有効でした。
「何を話していいかわからない」という不安がなくなり、自信を持って会話できるようになります。

コミュニケーションが苦手な人の多くは、自信がないことが原因なことが多いように思います。
自分に自信を持つことで、自然と会話を続けられるようになると思います。

自己肯定感が上がると、恋愛だけでなく人生全体がポジティブになります。

仕事も、友人関係も、全てが好転していくのを実感できるはずです。

今、恋愛経験が少なくて不安に思っている方も大丈夫です。
僕にできたのだから、あなたにもきっとできます。

一歩ずつ、自分のペースで進んでいけば、必ず素敵な出会いが待っています。

あなたの恋愛と結婚が、幸せなものになることを心から願っています。

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